かなり長い記事になってしまったので、先に結論を言いますね。
今の時代、ホームページを作るなら圧倒的にノーコードで制作できるものをお薦めします。
修正したい場所がある度に制作会社に相談し、見積もりを出してもらい、社内で稟議を出し、ようやく通ってから制作会社へ依頼、公開前確認で社内OKをもらってようやく完了・・・。
スピード命の時代に長すぎ!!!!
正直ノーコードにしようかWordPressにしようかとか迷ってる場合ではなく、あえていうとどのノーコードツールを使おうかで迷ってもらいたい。
当社の制作実績を見ていただいても分かる通り、個人の方がコストを抑えるためにノーコードツールを使うという時代ではなく、誰もが知る大手さんがわざわざノーコードツールでの制作をご依頼いただく時代となっています。
今日はこれからホームページを作る方に向けて、ノーコードツールの魅力と始め方、注意点などをお話しします。
初心者向けノーコードツールでのホームページ制作の基本
ノーコードとは?そのメリットとデメリット
ノーコードとは、プログラミングの知識がなくても簡単にWebサイトやアプリケーションを作成できるツールのことです。
イメージですが、例えば上のオレンジ文字をHTMLとCSSを使って表示するとこんな感じになります。(無駄に長いので下にスクロールしてくださいね)
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<style>
body {
background-color: #f4f4f9;
font-family: 'Roboto', sans-serif;
}
.container {
width: 80%;
margin: 100px auto;
text-align: center;
}
.complex-text {
font-size: 24px;
color: #2c3e50;
font-weight: bold;
letter-spacing: 1.5px;
text-shadow: 2px 2px 5px rgba(0, 0, 0, 0.2);
position: relative;
display: inline-block;
}
.complex-text::before {
content: "";
position: absolute;
width: 100%;
height: 100%;
background-color: #2980b9;
z-index: -1;
top: 5px;
left: 5px;
transition: all 0.3s ease-in-out;
opacity: 0.7;
}
.complex-text:hover::before {
top: 0;
left: 0;
}
.complex-text span {
color: #f39c12;
}
.complex-text:hover {
color: #e74c3c;
text-shadow: 4px 4px 10px rgba(0, 0, 0, 0.4);
}
</style>
</head>
<body>
<div class="container">
<p class="complex-text">ノーコードとは、<span>プログラミングの知識がなくても</span>簡単にWebサイトやアプリケーションを作成できるツールのことです。</p>
</div>
</body>
</html>
たった2行の文章を書くだけなのに、こんなにコードを書かないといけません。
正直、初めてホームページを作る方はもちろんですが、こんなの普通に考えると自分で更新するなんて無理ですよね。
ノーコードツールの主なメリットは、開発コストの削減、開発スピードの向上、そして初心者でも直感的に操作できる点です。
一方、カスタマイズや高機能なシステムには限界があり、自由度が高い開発には不向きな場合もあります。
初心者におすすめのノーコードWebサイト制作ツール
初心者におすすめのノーコードツールとしては、Wix、STUDIO、Squarespaceなどが挙げられます。
これらのツールは操作が簡単で、テンプレートが豊富に揃っており、デザイン性も高いWebサイトが手軽に作成できます。
ノーコードとローコードツールの違い
ノーコードは完全にプログラミング不要ですが、ローコードは一部プログラミングが必要になることがあります。
ローコードはより高度なカスタマイズや機能を追加できる一方で、ノーコードはシンプルなサイト構築や迅速なプロトタイプ作成に適しています。
ノーコードで作成するWebサイトの目的と活用法
ビジネス向けWebサイト作成のメリット
ノーコードツールは、ビジネス向けに最適です。昔は小規模なビジネスや個人事業主にとって、短期間で費用を抑えてWebサイトを立ち上げることができるということで人気が出ましたが、当社のお客様でも年商で数百億円規模の会社もノーコードのホームページツールを使って欲しいと言ってご依頼をいただいております。
ECサイト制作におけるノーコードの活用法
ノーコードツールは、ECサイト制作にも対応しており、WixやShopifyなどを使えば、商品登録や決済機能を簡単に設定できます。専門的な知識が不要で、オンラインショップを気軽にスタートできます。
プランと目的に応じた最適なツールの選び方
ノーコードツールを選ぶ際には、作成するWebサイトの目的に合わせて選択しましょう。
ブログ中心ならWix、ECサイトならShopify、ビジネスサイトならSTUDIOやWixといったように、目的に応じて最適なツールを選ぶことが重要です。
ノーコードツールを使ったWebサイト制作の手順
テンプレートを利用した簡単なWebサイト構築
ノーコードツールには、多数のテンプレートが用意されており、デザインに自信がない初心者でも、テンプレートを活用することで簡単にサイトを作成できます。テンプレートを選んで、テキストや画像を差し替えるだけで、すぐにサイトが完成します。
デザイン性を高めるためのカスタマイズ方法
テンプレートをそのまま使うだけでなく、色やフォント、レイアウトをカスタマイズすることで、デザイン性を向上させることが可能です。
特に、独自性のあるデザインに仕上げたい場合は、カスタマイズ機能をフルに活用しましょう。
初心者向けにわかりやすい操作・機能ガイド
ノーコードツールは初心者向けに直感的な操作ができるよう設計されています。例えば、ドラッグ&ドロップでコンテンツを配置できる機能や、ガイド付きのチュートリアルを利用すれば、誰でも簡単にWebサイトを作成できます。
パワーポイントのような感じと言えばイメージしやすいかと思います。
初心者でも安心!ノーコードツールの選び方と比較
STUDIOとWix比較 初心者におすすめのツールは?
STUDIOとWixは、どちらも初心者向けのノーコードツールですが、目的に応じて選択が変わります。
最近Wixにデザイン性を重視したWix STUDIOというツールが出たので、分かりにくいかもしれませんが、デザイン重視ならSTUDIO、操作のシンプルさや多機能性を求めるならWixがおすすめです。
Wixの制作事例ってどんなものがあるんだろう?逆にSTUDIOは?と見てもらうのが一番ですが、それぞれの特徴を理解して、自分に合ったツールを選びましょう。
無料から有料までのノーコードツール料金プラン
ノーコードツールには、無料プランから有料プランまで幅広い料金設定が用意されています。
無料プランは基本機能を試すのに最適ですが、独自ドメインや高度な機能を利用するためには有料プランにアップグレードする必要があります。
ノーコードツールに必要な知識とスキル
ノーコードツールを使うには、基本的なWebデザインやマーケティングの知識があるとより効果的に活用できます。特に、SEO対策やコンテンツ制作の基礎知識があると、Webサイトの集客力を高めることができます。
HTMLやCSSなどの知識はもちろん不要です。
ノーコードWeb制作の運用・管理とSEO対策
運用コスト削減とSEO対策の基本
ノーコードツールは、運用コストを抑えながら、SEO対策も実施しやすいのが魅力です。
簡単な操作でメタタグやタイトルを設定でき、ブログ機能を使ったコンテンツマーケティングも可能です。初期費用を抑えたい場合に最適です。
日々の運用を効率化する機能と自動化の活用
ノーコードツールには、日々の運用を効率化するための自動化機能が充実しています。たとえば、自動バックアップや定期更新機能などを活用することで、運用の手間を減らし、効率的にWebサイトを管理できます。
SEO対策におけるノーコードの意外なポイント
ノーコードツールは、基本的なSEO対策機能を提供していることが多いですが、さらに効果を高めるためには、キーワード戦略やコンテンツの最適化が重要です。ツールの自動設定だけに頼らず、自分で調整することも効果的です。この辺のノーコードでできるSEO対策については別の記事で紹介します。
ノーコードWeb制作の自由度とデザイン性を追求する
自由度の高いWebサイトデザインを実現する方法
ノーコードツールでも、工夫次第で自由度の高いデザインを実現することが可能です。
特に、カスタマイズ可能なテンプレートを利用し、レイアウトや色彩にこだわることで、オリジナル性のあるサイトを作り上げることができます。
当社のノーコードツールで制作したサイト実績を見てもらうと多くの方が「これってノーコードなんですか?」と驚かれます。
ノーコードも柔軟な発想があればデザイン性の高いホームページが作成可能です。
デザイン性を追求したテンプレート選びのコツ
テンプレートを選ぶ際は、デザイン性に加えて、操作性やカスタマイズのしやすさも考慮しましょう。テンプレートが持つデザインの柔軟性を確認し、自分のイメージに近いものを選ぶことで、よりプロフェッショナルなWebサイトが完成します。
直感的なデザイン操作でオリジナル性を高める
ノーコードツールの直感的な操作を活用することで、初心者でも簡単にオリジナル性の高いデザインが作れます。特にWixのようなツールでは、ブロックを自由に配置し、レイアウトを調整できるので、独自のデザインを追求できます。
ノーコードツールを用いたホームページ制作の注意点
初めてのホームページ制作で気をつけるポイント
初めてノーコードツールでホームページを制作する際は、サイトの目的やターゲットを明確にしておくことが重要です(正直初めてでなくても重要なんですけどね)
また、機能の過剰追加を避け、シンプルで分かりやすいサイト構成を心掛けることが成功の秘訣です。
セキュリティと独自ドメインの重要性
ノーコードツールで作成するWebサイトでも、セキュリティ対策は欠かせません。特に、ECサイトや会員制サイトの場合は、SSL証明書の導入や強固なパスワード管理が必要です。また、独自ドメインの取得も、ブランド力の向上に繋がります。
ただ、Wixの場合は基本的な設定としてSSL証明書がついており、プレミアムプラントは別でSSL用に費用が発生することはありません。
ノーコードツールを無料で使う際のカスタマイズ制限は?
Wixのノーコードツールにおいては、無料でも基本的にカスタマイズ制限はありません。
ただ、無料プランの場合、広告表示がされることと、Googleサーチコンソールへの提出ができないため、有料プランと比べると、検索エンジンへの対策が弱くなります。
これを理解した上でツールを選び、必要な機能が使えるか確認しましょう。
ノーコードWeb制作でのプランと料金相場を徹底解説
月額料金プランとトータルコストの比較
ノーコードツールには、月額料金プランが設けられており、無料プランから高機能な有料プランまでさまざまです。なんだ!結局費用がかかるんだ!と思われるかもしれませんが、自社サイトを持つ場合、サーバー費用は基本的に発生します。
ノーコードツールだから安いも高いもありません。
契約前に確認したい料金プランの違い
ノーコードツールを利用する際は、各プランの機能や制限を事前に確認しましょう。
無料プランでは使えない機能が有料プランで提供されていることが多いため、目的に応じたプランを選ぶことが成功の鍵となります。
Wixだけを見ても、どのプランにすればいいか分からないという方もいらっしゃると思います。
プランの紹介くらいでしたら無料でお答えしますのでお気軽にご連絡ください。
ノーコード制作の費用対効果を最大化する方法
ノーコード制作の費用対効果を最大化するには、目的に応じたツール選びと、無駄のないプラン選択が必要です。
また、SEOやマーケティングを活用し、Webサイトの集客力を向上させることで、より高い効果を得ることができます。
どんなツールを使うにしても目的を達成するためにはサポートしてくれる会社や担当者の存在が全てです。
また、担当者との相性も大切ですので、この記事を書いてる担当者はどんな感じだろう?と思われましたら、初回無料相談(30分)を行なっておりますので問合せフォームよりご連絡ください。
実際に公開されているサイトがどのようにノーコードで作られて修正・更新などもどのように行っているのかをお伝えします。
この記事を書いた株式会社ありのまデザイン 代表楢崎について。
2015年、Wixに特化したWEBサイト制作会社 ありのまデザインを創業。
(現在は法人化し株式会社ありのまデザイン)
Wix制作パートナーとして最高ランクのレジェンドパートナー。
Wixでの制作実績は160サイト(2024年9月時点)
Wix制作仲間からも「これってWixで作ってるんですか?」と質問されるようなWixサイトを作っています。
誰もが知る大手企業様から個人の方まで幅広く対応しております。
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