生成AIの活用が仕事にも生活の中にも導入されてきているのを感じます。 当社も、最初は生成AIで作ったブログなんて、どこかの記事の複製コンテンツとみなされて、Googleからのペナルティーがあるのではないか?と恐れていました。 しかし今現在、SEOでも上位に掲載されている記事を確認すると、AIで生成された記事だらけです。 そこで今回は、生成AIを利用した効率的なブログSEOの方法について、基本から実践までお話しします。
1. 生成AIを利用したSEO対策の基本
SEOとは何か?その重要性を理解する
ご存じの方も多いと思いますが、SEO(Search Engine Optimization)は、検索エンジンでのウェブサイトの表示順位を向上させる手法です。 検索エンジンのアルゴリズムに適したコンテンツ作成や、技術的な最適化を行い、アクセスアップから問い合わせアップなどを狙います。
ブログにおける生成AIの役割と利点
生成AIは、迅速かつ効率的にコンテンツを生成する能力を持ち、SEOライティングにおいても強力なツールです。膨大なデータを分析し、効果的なキーワードやコンテンツの提案が可能です。 どんなワードが検索されているのかをリサーチした後は、どんなタイトルがおススメか、どんな見出しがSEO的にいいかなどまでAIで生成してくれます。
ちなみにこの記事の構成もAIによって提案してくれたものを元に作っています。
ちなみに当社が利用しているツールはラッコキーワードさん。 キーワード、月間検索数のリサーチ ブログのタイトル生成 ブログの見出し生成 までAIでサポートしてくれます。
効果的なSEO戦略の構築方法
SEO戦略には、キーワード選定、内部リンク構築、モバイルフレンドリーのデザイン、ページ速度の最適化が重要です。これらも生成AIを利用すれば、データに基づいた正確な戦略が立てやすくなります。
2.AIを活用したブログ記事の作成方法
AIライティングツールの紹介と活用法
先程らっこキーワードツールで作成したブログ見出しをもとに、次に使うAIライティングツールは、ChatGPTになります。これらのツールを利用することで、時間を節約しながらも質の高い記事作成が可能です。特に、簡単なプロンプト(AIへの指示)を入力するだけで、AIが自動的に文章を生成します。
キーワード選定の重要性と手法
どれだけAIが進化したとしても完ぺきではありません。内容が重複していたり、ときに分かりにくかったりするので、SEOにおいては、ターゲットとなるキーワードの選定が重要です。AIを使うことで、検索ボリュームや競合度を簡単に分析し、最適なキーワードを見つけることができます。
AIによるコンテンツ生成のプロセス
AIが行うコンテンツ生成は、データ収集、テキスト生成、校正を含みます。ブログ記事の下書きから最終仕上げまでをAIがサポートすることで、時間と労力を大幅に削減できます。
とはいえ、AIを活用しながらも当社で行うSEOブログ作成サポートは1記事当たり100分~120分ほど時間がかかっています。
生成された文章をコピペで投稿するだけなら簡単で、10分もあれば数千文字のブログ記事を投稿できるのですが、私が大切にしていることは「この記事を読んで人にとって喜ばれるものにしたい」ということです。 100人が見てくれたら必ずしも1件の問い合わせがあるとは限りません。しかし、100人の方が「いや~~、いい記事に出会えたよ!ありがとう!」と思ってもらうことは可能です。
これからAIを活用してブログを書こうと思っている方がこの記事を読まれていると思うのですが、読んでくださるのは「人」です。見えない相手ではありますが、心を込めた文章は必ず通じますのでそこだけは気を付けてAIをご活用ください。
3. SEOツールの使い方と活用例
ChatGPTを利用した効率的なライティング
ChatGPTを活用することで、文章の作成速度が飛躍的に向上します。特定のトピックについてプロンプトを設定し、SEO向けの高品質なコンテンツを簡単に作成できます。初めてChatGPTを使ったときは、本当に驚きました。文字が勝手にどんどん作られていくので。
まだ使ったことのない方は、まずは「ChatGPT」と検索してみてください。無料で利用できます。
ツールを使った競合分析の実践
この辺の情報は、実際に当社も行っているので正直あまりお話ししたくないのですが、競合サイトのSEO戦略を分析し、自サイトに反映させることは効果的です。競合のA社がどんなワードで検索エンジンから流入されているのか、月間の推定はどうなっているのかなど、アクセス数生成AIを使って競合のコンテンツを解析し、何を自社のブログに取り入れかのアイデアを見つけ出しましょう。
4.AIを使ってブログを書く上で知ってて置きたい事
自動生成された文章は検索エンジンからどのように評価されるのか?
結論から先にお伝えすると、AIで自動生成されたブログコンテンツもしっかりと検索エンジンに登録され、むしろかなりの上位表示対策が可能になっています。 初めてChatGPTを使ったときは「どこかの誰かが書いた記事をコピーしてないか?」と思い、生成された長い文章をコピーしてネットで検索などしましたが、これがまた不思議な事にコピー先がないんです。 同じ内容の指示をする人がいたら回答はどうなるのか?と思い、別のパソコンから質問を投げかけると回答が異なるんです。ここまでくると、わざわざ人間がライティングをする意味はないのではないか?と思えてきそうなので、次に人間のライターとAIによるライターの違いについてお話しします。
人間のライターとの役割の違い
AIは大量のデータ処理が得意である一方で、人間のライターは創造性や感情を反映したコンテンツが得意です。このため、AIと人間の役割分担が重要です。
また、はじめてAIの記事を読まれた方は、どれがAIでどれが人間による記事なのか分からないかも知れませんが、私のように毎日のように様々な記事に触れ、自分自身もAIを活用していると、AIライティングの独特な癖や空気のようなものを感じるようになります。
実際、AIで生成した記事なのか人間が書いた記事なのかを分析するAIツールも出ていて、AI:●% 人間:●% のように、どのくらいの割合でAIを利用した記事なのかが分析されます。(かなり高い精度で当たっていました)
5. AIと手動のライティングを組み合わせて最強のコンテンツを作る
自動化と人間の創造性のシナジー
AIと人間のライティングの組み合わせは、効率性とクリエイティビティの両立を実現します。AIにタスクを任せつつ、重要な部分は人間が補完します。 ここまでこの記事を読んでいただいた方が「これって完全にAIによる記事じゃん!機械によって作られたものを読まされてるのか?」と思われることなく読み進めていただけてるのは「手動」によるライティングがあるからです。
また、AIによって提案された見出しや文章もかなりカットしていますし、ときに手動で追加もしています。
AIによる記事は、下書きや構成案を迅速に生成できますが、最終的なコンテンツの質を決定するのは人間の役割です。適切な構成とコンテンツの流れを重視し、読者さんにとって本当に求められる内容になっているかを客観的に判断する必要があります。
6. 生成AIの料金と無料プランの比較
有料オプションと無料ツールのメリット
ChatGPTもそうですが、無料で利用できる枠を超えると「これ以上使いたい場合は有料プランにアップグレードしてね!」と爽やかに営業されます。有料オプションツールは、より高度な機能や情報量、件数で対応してくれます。まずは無料プランで試してみて基本的なコンテンツ生成のやり方を試し、必要に応じて有料オプションを申し込む流れで大丈夫です。
リサーチ、競合分析に使うAI タイトル生成に使うAI 見出しの書き出しに使うAI ライティングに使うAI サムネイル画像を生成してくれるAI
など、様々なツールの組み合わせて一つの記事が出来上がります。
正直、AIで生成された文章にどれだけの価値があるのか?既にAIで生成された記事か人間がオリジナルで書いた記事かの判断までAIで行える時代に、いつか検索エンジン上にあるAIブログ記事がごっそりペナルティになる日がくるのではないか?など不確定要素が多いのが現状です。
しかし、時代の流れに取り残されないため、AIを活用してさらなる生産性をアップさせるためにも、AIツールに苦手意識をもつことなくチャレンジしてもらえればと思います。
もし、AIを活用したブログの書き方などを相談されたい方は、以下の問い合わせボタンよりご相談ください。 今後の人生において数千、数万時間の短縮と生産性アップが可能になるかも知れません。
この記事を書いた株式会社ありのまデザイン 代表楢崎について。
2015年、Wixに特化したWEBサイト制作会社 ありのまデザインを創業。
(現在は法人化し株式会社ありのまデザイン)
Wix制作パートナーとして最高ランクのレジェンドパートナー。
Wixでの制作実績は160サイト(2024年9月時点)
Wix制作仲間からも「これってWixで作ってるんですか?」と質問されるようなWixサイトを作っています。
誰もが知る大手企業様から個人の方まで幅広く対応しております。