ホームページ制作に限らず、会社経営において経費を最小に抑えることは大切なことです。
今回、少しでも制作費を抑えてホームページを作りたいとお考えの方に向けて記事を書いたのですが、どれだけ安くても最低限のホームページを作るには10万〜20万は必要です。
ただ、私個人としてはその10万〜20万も絶対に失敗してもらいたくないので、これまで当社で制作してきた経験も踏まえ、ご紹介いたします。
■ 予算10万〜20万円でホームページ制作のご依頼をされたお客様の理由は?
ホームページ制作において予算が20万円までだった
ホームページ制作を依頼する際、予算は大きな要素の一つです。
特に、スタートアップや中小企業の多くは予算に制限があり、可能であればホームページ制作の初期費用は10万円〜20万円程度の範囲に抑えたい。という場合があります。
この価格帯であれば、何十ページもの大規模サイトは難しいかと思いますが、最低限の機能を持つシンプルなホームページを制作することは十分可能です。
ホームページはトップの1ページだけで十分というパターン
小規模なビジネスや個人事業主にとって、トップページのみのシンプルなサイトでも十分というケースもあります。
特に名刺代わりにホームページを持ちたい場合や、基本的な情報のみを提供する場合は、複数ページは不要です。だからと言って安っぽいホームページにはしたくない。
実際当社で制作させていただいたサイゼリヤ元社長のホームページなどがそうなのですが、予算は抑えしっかりしたものを作らせていただきました。
まずは低予算で制作会社とスタートしてみたい
一度に大きな予算をかけるよりも、まずは低予算で制作を始め、後から必要に応じて機能を追加していく方がリスクを抑えられます。
イメージとしては、高級イタリアンでいきなりディナーのフルコースを頼むのではなく、ランチで美味しさやお店の雰囲気を確認した上で、ディナーで利用する感じです。
ホームページ制作会社と長期的な関係を築くことを前提に考える場合も低予算でホームページ制作をスタートすることは賢い選択と言えます。
■ ホームページ制作の基本を知る
通常ホームページ制作で発生する料金は?
ホームページ制作の料金は、デザインの複雑さ、ページ数、機能の要件などによって異なります。
一般的に、マーケティングリサーチに始まり、お客様とのヒアリング、デザインや開発にかかるコスト、CMSの導入費用、SEO対策費用などが発生します。フルスペックで行えば初期費用として100万200万と料金がかかりますが、当社の制作実績を見て、最初から降るラインナップでご依頼いただくお客様も多くいらっしゃいます。
■ 集客に必要なホームページの機能
ブログによるSEO対策
SEO対策において、定期的なブログ投稿は非常に効果的です。キーワードを意識した記事作成により、検索エンジンでの評価が向上し、集客効果が期待できます。
ちなみにこの記事も低予算でホームページを制作したい。とお考えの方に向けたSEO対策を行なっております。全てホームページ公開後に様々な対策を行なっていくことでホームページへの流入先が広がっていきます。
デザイン性と見やすさを重視した制作
ユーザーにとって使いやすいデザインは、集客やコンバージョン率(お問い合わせの率)に直結します。
シンプルで直感的なデザインに加え、スマートフォン対応(レスポンシブデザイン)も重要です。
運用を見据えたCMS選び
将来的な運用を見据え、更新が容易なCMS(Wixなど)を選ぶことは、ホームページの持続的な成功に繋がります。自分で更新ができることで、運用コストを抑えることが可能です。
世界的なCMSとしてWordPressが有名ですが、一度使うと分かるのですが、好きな場所をどこでも簡単に修正できるかというと決してそうではありません。
本当の意味で誰でも簡単にWordやパワーポイントのような感覚でホームページを更新できるCMSを選びましょう。
■ 低予算ホームページ制作の料金表
10万円〜20万円の制作費用の内訳
この予算帯でのホームページ制作では、ディレクション費用、デザイン費用、ドメイン・サーバーの設定費用が一般的です。 20万円のご予算で1ページの制作であればプロカメラマンによる写真撮影も可能です。
ホームページを少しでも安く作りたいならフリーランスへ依頼
フリーランスのデザイナーや開発者に依頼することで、制作費用を抑えることが可能です。しかし、品質や納期の管理は依頼主側が慎重に行う必要があります。
■ 安いホームページ制作の注意点
制作費用を安く抑えるためのコツ
制作費用を抑えるためには、不要な機能を削減し、必要最低限のコンテンツに絞ることが効果的です。また、自分でコンテンツを用意することで、ライティング費用をカットできます。
フリーランスの方などへ格安で依頼する際のリスク
フリーランスに依頼する際は、連絡の不備や納期遅延などのリスクも考慮する必要があります。また、アフターサポートが十分でない場合もあるため、慎重な選定が求められます。
当社も制作に協力してもらうパートナーさんを探すためにこれまで何十人ものフリーランスの方とやり取りをしてきました。
しかし、本業がありつつ片手間でホームページ制作を行う方などの場合、最悪フリーランスをやめても本業で生活ができることもあり、あまりにも本気度の感じられない制作でした。
それ以外もご自身で仕事を獲得できず、制作会社からの下請け仕事だけを行なっている方などは、言われたことはできてもご自身の提案力などにかけ、想像を超えるような制作にはなかなか至りませんでした。
フリーランスの方10人に依頼して1人継続的にやり取りができるかどうか。というのが実際のところです。 個人的にはフリーランスの方にホームページ制作を依頼する場合はリアルな実績と口コミを見た上での判断が重要です。
■ 予算10万〜20万円のホームページ制作成功事例
ブランディング重視で成功した例
低予算でもブランディングに成功した例として、先ほど紹介したサイゼリヤ元社長の堀埜様のサイトが、シンプルかつ効果的なデザインを取り入れた事例と言えます。
ページ数は最低限の1ページに抑え、プロカメラマンによる撮影に予算を使いかっこいいホームページとなりました。
■ 低予算(10万〜20万)でホームページ制作を依頼する際、お客様に行なってもらいたい準備
ホームページの目的を明確にする
まず、ホームページを作る目的を明確にしましょう。集客目的なのか、会社案内としての役割なのか、目的に応じて最適な機能やデザインが決まります。
事前に用意するべき資料と情報
制作前に必要な情報や資料(会社のロゴ、事業内容、商品写真など)を準備することで、スムーズな制作が可能です。これにより、納期の短縮や制作費用の削減にも繋がります。
写真のご用意
プロのカメラマンに依頼した写真は、ホームページのクオリティを大きく向上させます。また、商品やサービスのイメージを的確に伝えるためにも、視覚的な素材は重要です。
■ ホームページ制作会社の選び方
ホームページ制作会社の実績とお客様の声
制作会社を選ぶ際には、その会社の過去の実績やお客様の声を確認することが大切です。実績をチェックすることで、自分のイメージに合った制作会社を見つけやすくなります。
■ 大切なのはホームページ公開後の運用
初期費用を低予算に抑えて月々の運用を重視するのは賢い方法
初期費用を抑え、月々の運用に力を入れることで、持続的な効果を期待できます。特にSEO対策やコンテンツ更新は、運用の中で重要な要素です。
公開時の時点でパーフェクトということはまずなく、やってみた結果、検索されるためのキーワードに若干の調整が必要だったりします。
例えば「ホームページ制作」なのか「ホームページ作成」なのか。これだけでもサイトへのアクセス数が異なります。
修正・更新したい箇所をいつでも自分で触れるホームページ(CMS)を選ぶ
自分で更新できるCMSを利用することで、必要なタイミングで素早く情報を修正できるのは大きなメリットです。時間やコストの節約にも繋がります。
当社は完全にWixをお薦めしております。無料で試せますので「Wix」と検索してみてください。
ホームページで成果を出したいなら「運用」が全て
ホームページ制作が終わった後の「運用」が成功の鍵を握ります。定期的な更新や改善を行い、SEO効果を最大限に引き出しましょう。
制作会社選びは時に事業を大きく好転させる最大のパートナーとなることもあります。
当社のお客様との関係を見ても、当社への対応がいち制作会社ではなく、本当に大切に取り扱っていただけている会社様が多くいらっしゃいます。
ホームページ制作会社選びと言っても相性があります。
どんな代表者なのか、担当の方はどんな雰囲気なのかなど実際に話を聞いた上であなたらしいホームページを作っていきましょう。
Comentários