今回もかなり長い記事になってしまいましたので、先に結論を言いますね。
ホームページから問い合わせを増やしたいなら、ホームページの担当スタッフを育ててもらうか、プロに依頼しましょう。
これを言ってしまうと、この先を読む人がいないのではないか?と思いながらも先に書かせてもらいました。
だって、正直に言うと「問い合わせを増やすのて決して楽ではありません!」
しかし、私自身がチラシを配ったこともなければ飛び込み営業もしたことがないと言うことからも自信を持ってお伝えできるのですが
ホームページで問い合わせは増やせるんです!!
もっと言うと、ホームページの問い合わせだけで経営を成り立たせている会社もあります。
今日は、ホームページで問い合わせを増やしたい!と言う方だけ読んでください。(本気でない方にとってはなかなか苦しくなる内容かと思います)
ホームページの問い合わせを無料で増やす方法
問い合わせを増やしたいならとにかくサイトへのアクセスを増やせ
ホームページの問い合わせを増やすためには、まずサイトへのアクセスを増やすことが不可欠です。
アクセスが少なければ、問い合わせも少なくなります。
検索エンジンからの集客、SNSでの拡散、広告の活用など、さまざまな手法を組み合わせて、サイトに訪れる人を増やすことが第一のステップです。
自社Webサイトの現状を把握する
アクセス解析ツール(Google Analyticsなど)を使って、現在のアクセス状況やユーザーの動きを把握しましょう。
特に、どのようなワードで訪問してくれているのか、もしくはアクセスが無いのか、どのページがよく見られているか、どこで離脱が多いかなどを確認することで、改善すべきポイントが見えてきます。
過去にあった全く問い合わせのなかったホームページ事例
ある企業では、デザイン性を重視しただけで、サイト公開後の運用を一切されなかった会社がありました。
一見、見た目は綺麗なサイトなのですが問い合わせは「0」
社内にホームページの更新担当者がいないからと言う理由でしたが、せっかくお金をかけて作ったホームページも、成果を生まなければただの負債です。
効果的な施策とは?
SEO対策やコンテンツの充実はもちろん、CTA(Call to Action)ボタンの配置やフォームの簡素化、さらにはチャットボットの導入など、ユーザーがすぐに行動を起こせるようにする工夫が必要です。
その辺を引き続き詳しくお話しします。
問い合わせを増やすための導線改善
ユーザーが迷わない導線設計
このページの記事を下から読まず上から読んでいただいているのと同様に、訪問者が自然に問い合わせページにたどり着くように、シンプルでわかりやすい導線設計が重要です。
トップページや各コンテンツページに問い合わせボタンを適切に配置し、ユーザーが迷わないようにナビゲートしましょう。(この辺で詳しいことはもういいから30分の無料相談をさせて欲しい!と言う方のために、問い合わせボタンを設置しておきますね)
フォームの最適化とアクセスしやすさ
問い合わせフォームが見つかりにくいと、ユーザーが問い合わせを断念してしまう可能性があります。フォームへのリンクは目立つ位置に置き、ページ内で何度か表示されるようにすることが効果的です。
また、問い合わせフォームのページまで行ったのに入力をためらってホームページから離脱したと言う経験をしたことある方も多いのでは無いでしょうか?
なぜ問い合わせをするつもりでフォームにまで辿り着いて離れてしまったのか。サイト訪問者の属性によって様々ですが、そこを追求する必要があります。
行動を起こしてもらうためのひと工夫
ユーザーに「今すぐ問い合わせたい」と思わせるためには、魅力的な提案やメリットを明確に伝える必要があります。
例えば「今なら無料相談受付中」などのメッセージをCTAボタンに添えると、行動を促進する効果が期待できます。
ユーザー側は「今この瞬間に問い合わせをしないといけない!」と言う理由が欲しいんです。
実は迷いながらも背中を押してもらいたいんです。
少し前にダイレクトレスポンスマーケティングの手法で、エモーショナルマーケティングと言う、相手の心を不安でいっぱいにし、問い合わせに誘導する。と言う手法もありましたが、あれも背中を押すための技術です。(ちなみに当社もダイレクトレスポンスマーケティングの手法は至る所で使っていますが、お客さまにとって本当に喜んでいただける属性のお問合せにするためにもエモーショナルマーケティングは使っていません)
背中を押すために必ずしも本当のことだけを書く必要はなく、「今月も残り●名様は対応が可能です」など書かれているとつい申し込んでおこう!となってしまう感覚はありませんか?
行動を起こすためのひと工夫。これは通販番組などを見ているとヒントが沢山隠されているので、次回見るときにでも別の視点で番組を眺めてみてください。
SEO対策による集客の強化
キーワード選定の重要性と方法
検索エンジンからの集客を強化するためには、適切なキーワードを選定することが重要です。
もう一度言いますが、キーワード選択は超〜〜〜〜重要です!!
ちなみにこの記事に辿り着いてもらうために当社が行なったマーケットリサーチは「ホームページ 問い合わせ 増やす」と言うワードで月間どのくらいの方が検索しているのかを調べ、その方がどんな悩みを抱えているのかなど、具体的なニーズに応えられる内容にしております。
やばっ!まさにそう!当たってる!!と思ってもらえたら、続きを読んでください。
競合分析を活用したSEO戦略
競合他社のWebサイトを調査し、どのようなキーワードやコンテンツが効果を上げているかを分析することで、自社の戦略を最適化することができます。
競合他社はどんなワードで検索されてホームページに流入しているのか?この辺も当社でリサーチ可能です。
自社の現状を知った上で競合他社の戦略を調べ対応する。
競合の成功事例を参考にし、さらに上回る施策を打ち出すことで、検索結果での上位表示を狙えます。
問い合わせフォームの最適化
フォーム項目の見直しと簡素化
フォームの入力項目が多すぎると、ユーザーが途中で離脱する原因になります。必要最低限の項目に絞り、入力が簡単にできるようにしましょう。
ユーザーの不満を解消する工夫
例えば、入力時にエラーメッセージがわかりにくいと、ユーザーはその場で問い合わせを断念してしまうことがあります。
フォームに入力する文字の設定が大き過ぎないか、逆に小さ過ぎないか。ユーザーフレンドリーなフォームを作成し、ストレスなく入力できる環境を整えることが重要です。
安心感を与えるためのお約束
過去に制作した外構工事会社さんのホームページで「しつこい営業は一切いたしません」という文言を足したところ、安心して問い合わせをいただけるようになったという例がございます。
また、プライバシーポリシーや個人情報保護の方針を明確に記載し、ユーザーに安心感を与えることで、問い合わせのハードルを下げましょう。「お問い合わせ内容は安全に管理されます」といった一言が信頼を築く助けになります。
AIを活用したチャットボットの導入による迅速対応
チャットボットの基本機能と導入メリット
チャットボットは、ユーザーが即座に質問や相談ができる窓口を提供するツールです。AIを活用することで、24時間対応が可能になり、問い合わせ対応を効率化できます。
24時間対応の可能性と顧客満足度向上
営業時間外でも顧客対応が可能になるため、ユーザー満足度が向上します。問い合わせの増加に伴い、迅速に対応できるチャットボットを導入することで、ビジネスチャンスを逃さず、顧客をスムーズにフォローアップできます。
最近ではホームページ内(全ページ)に書かれている内容をAIが読み込み、その上でチャット回答してくれることも可能になっており、社内のスタッフさんが手動で返信するよりも早く間違いのない回答ができるようになりました。
FAQ機能でよくある質問を解決
チャットボットにFAQ機能を搭載すれば、よくある質問に自動で回答することが可能です。これにより、ユーザーは即座に疑問を解決でき、運営側の負担も軽減されます。
訪問者の属性に合わせたデザインとレイアウトの最適化
視覚的アプローチの重要性
見た瞬間「何だか違う」と思ってサイトを離れたご記憶はありませんか?
訪問者が最初に目にするものはデザインです。視覚的なインパクトがあると、滞在時間が伸び、問い合わせの可能性が高まります。色彩、フォント、配置などを意識してデザインを調整しましょう。
魅力的な画像や動画の使用
テキストだけでなく、魅力的な画像や動画を使うことで、ユーザーの関心を引きやすくなります。最近は様々な素材サイトからプロが撮影した写真を購入することができますが、リアルな写真に勝るものはありません。モデルさんの笑顔写真より、普段のスタッフさんのナチュラルな笑顔写真の方が圧倒的に親しみがわきます。特に商品やサービスの紹介動画は効果的です。
デザインの調和とユーザー体験向上
全体的なデザインがユーザー体験に大きく影響します。クリックできるボタンの色やサイズがページによって異なる。またはどこがリンクできる場所なのか分かりにくいテキストリンクなども、気が付かない間にユーザーへストレスを与えていきます。
ページのレイアウトやナビゲーションの使いやすさを意識し、ストレスのない閲覧体験を提供しましょう。
人の顔を出すことで信頼と安心を感じてもらう
先程の内容と少し重なる部分がありますが、Webサイトに実際のスタッフや代表者の顔を掲載すると、ユーザーに親近感を与え、信頼感を高めることができます。
写真は嘘をつけません。誠実さ、優しさ、繊細さ、情熱、全てを表すことができる最強のツールです。
信頼性が高まることで、問い合わせにつながりやすくなります。
有効な広告施策で新規顧客を獲得
SNSを活用した宣伝方法
SNS(Twitter、Facebook、Instagramなど)は、手軽に情報を発信し、多くのユーザーにリーチできるツールです。ターゲットとなるユーザー層に合わせて、投稿内容を工夫し、シェアやコメントを促すことで自然な拡散を狙います。SNS広告も利用することで、限られた予算内で効率的に新規顧客を集めることが可能です。
メルマガでターゲットを絞った集客
メルマガは、既存の顧客や潜在顧客に直接アプローチできる強力なツールです。顧客の属性や購買履歴に基づいてパーソナライズしたメールを配信することで、開封率やクリック率を高めることができます。さらに、限定クーポンや特典情報を提供することで、問い合わせや購買行動を促進します。
問い合わせメールの訴求力を高める
返信率を上げるメールの書き方
メールの返信率を上げるには、明確で簡潔な文章が重要です。件名はシンプルかつ目を引くものであり、本文では必要な情報を過不足なく伝えることが求められます。最後に、返信しやすい形式(例:「お気軽にご返信ください」)や、期限を設定することで、顧客のアクションを促すことが効果的です。
また、本文の最初に●●様へ と名前を入れるだけでも反応が変わりました。
ユーザーの興味を引くタイトルと内容
メールのタイトルは、受信者に開封させるための重要な要素です。具体的で興味を引く内容を盛り込み、ユーザーが関心を持っているトピックに関連させると良いでしょう。また、内容も個別にパーソナライズすることで、顧客との親密度を高め、問い合わせを促します。
効果的なメール配信のタイミング
メール配信のタイミングも重要です。業界や顧客層に応じて、最も開封されやすい時間帯や曜日を分析し、適切なタイミングで送信することが、より高い返信率を得るためのカギとなります。また、定期的なフォローアップメールも忘れずに送信しましょう。
モバイルフレンドリーな設計の重要性
スマートフォン対応の最適化ポイント
近年、モバイルユーザーの増加に伴い、スマートフォンに最適化されたWebサイトの重要性が高まっています。レスポンシブデザインを採用し、スマートフォンでの表示や操作性が快適であることを確認しましょう。また、ページの読み込み速度も、ユーザー体験に大きく影響します。
アプリと連携した問い合わせ方法
スマートフォンアプリを持っている場合、アプリとWebサイトを連携させることで、問い合わせの導線を短縮できます。アプリ内で簡単に問い合わせできる機能を追加することで、ユーザーはよりスムーズに連絡を取ることが可能になります。プッシュ通知を活用して、アプリユーザーに直接アプローチすることも効果的です。
最近はLINEによる問い合わせを追加したことで、お客様から見積もりを希望される写真が簡単に送信され、即レスポンスでき、成約率を高めた工事会社さんなどもあります。お客様の属性に合わせたアプリの活用も有効です。
モバイルユーザーを意識したコンテンツ作成
モバイルユーザーは、デスクトップユーザーよりも短時間で情報を得たいと考える傾向があります。コンテンツは簡潔で、視覚的に訴えるもの(画像や動画)を活用し、すぐに理解できるように工夫しましょう。
特にCTAボタンや問い合わせリンクは、指一本でタップしやすい位置に配置することが重要です。
最後に、絶対に問い合わせを増やしたいなら
これらの施策を組み合わせて実行することで、無料でホームページの問い合わせ数を効果的に増やすことが可能になります。SEO対策やモバイル最適化、メールマーケティングなど、多角的に取り組むことで、問い合わせが増えるだけでなく、顧客満足度の向上にもつながります。
これまで当社でホームページの運用をさせていただいたお客様で、SEOを狙ったブログ100記事を作って問い合わせが無かった例はありません。
全てのお客様が問い合わせを実現しています。
当社任せではなく、お客様ご自身でホームページの運用が楽しくなる状態にしていくこと。それこそが私たちの本来あるべき姿勢だと考えます。
毎日のように、更新したくて仕方が無くなるホームページ。一緒に作ってみませんか?
この記事を書いた株式会社ありのまデザイン 代表楢崎について。
2015年、Wixに特化したWEBサイト制作会社 ありのまデザインを創業。
(現在は法人化し株式会社ありのまデザイン)
Wix制作パートナーとして最高ランクのレジェンドパートナー。
Wixでの制作実績は160サイト(2024年9月時点)
Wix制作仲間からも「これってWixで作ってるんですか?」と質問されるようなWixサイトを作っています。
誰もが知る大手企業様から個人の方まで幅広く対応しております。
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